【USUM】s18使用構築 あみゅ偽装パーティ
【はじめに】
こんにちは。USUMシーズン18にて TN レイカ のQRパーティで潜っていた者です。
実況者のあみゅ氏が投稿されていた人事を尽くすアグノム厨完結ということで、シーズン18でその偽装QRパーティを使っていましたので、記事として残しておこうと思います。シーズン中にポケモンの型はガンガン変えて潜ってましたが、すべての型と経緯などを簡単に書きました。ポケモンの画像はver2のものです。
以下常態
【構築経緯】
シーズン18で使う構築を考えているとき、実況者のあみゅ氏が投稿している人事を尽くすシリーズの動画を見て、あみゅ氏の使用していたパーティ(以下あみゅパと呼称)に選出されるポケモンに対して、あみゅパの面子で奇襲ができるようにすれば、選出段階で相手を詰ませてサクッと終わる対戦ができると考えた。わかりやすい例をあげると、あみゅパはを呼ぶので、をワンパンできる格闘技をパーティに多く搭載するといった具合。
それ以前に投稿された動画を見直し、あみゅ氏が動画できつそうな立ち回りをしているポケモン、重いと言っているポケモンを洗い出し、その中でも使用率が高いポケモンの対策を優先して型を考え育成した。
また、あみゅ氏は時間帯を指定してレートに潜っていたので、指定された時間帯では対戦相手があみゅ氏の動画の視聴者である可能性が高く、選出段階ではこちらのパーティをあみゅパと思い込み、あみゅパに強いポケモン(対策したポケモン)を初戦は選出してくれたように思う。
【個体紹介】
cs252,d4
壁要員。今までポケモンをやってきたが、シーズン18ではじめて育成、運用したポケモン。
最初は陽気hsの蜻蛉爆発両壁だったが、やが引かない、やに上から一発いれて半分削りたいといった理由で特殊型の個体に変更し、サイキネを搭載。
めざパは崩しにくかったのサイクルにeasyできる地面。は数も多く、あみゅパに良く出てくるうえに、あみゅパの からの打点が無いこともあり初戦は良く刺さった。
両壁はや電気勢とがきつかったので続投した。あみゅパのは体力が削れると相手のとみがわりまもるの択があるが、こいつは体力フルでも耐久に振ってないのでリフレクまもるの択になった。
後になどの高速ポケモンに強くなるcsスカーフに変更した。
選手率はと最下位争いしてたくらい。
h244,b12,s252
クッション兼サポート。珍しく努力値の252振りが一か所だけだったポケモン。
あみゅパはかなり使用率トップのに薄いと思ったので、に強くするために最速で挑発を採用し、あみゅパに出てくるなどにも押し負けないようにすることを考えリフレクターを搭載し、きのみを持たせてh振り。皮を剥がしつつ、倒されても裏のやで抜けるように凍える風。地面、炎、鋼相手に撃つ命中安定の水技として波乗りと熱湯があったが、相手がリフレクターの時間稼ぎをしたりすることで自身が長く場に居座れると思ったので熱湯になった。ムンフォが無くても には上からの挑発リフレクターで起点になることなく対処できていた。
先発は半分以上こいつで、ミラーには弱かったが強い相手には滅法強く、が選出された対戦は体感8割勝ってたように思う。 よく凍風を外していたし、熱湯ではなかなか火傷を引かなかったが、持ち物やリフレクターでカバーできていた。
最初から最後まで変更なし。
選出率は後述のと同じくらいで8割は出した。
as252,b4
抜きエース。初戦はアホみたいに強かったが、再戦でもバカみたいに強かった。大概の構築はこいつを通して勝っていた。(あみゅ氏の構築記事のバンギラスはトレーナーカードで♂の表記だが、使用していた個体は最後まで♀だったので私の使用個体も♀)
先述したの壁で耐久は十分と考えたので抜き性能の高い陽気asぶっぱ。
……いじっぱじゃないよ。
竜舞エッジは確定。舞った後でを倒しやすくするためにかみくだくを採用。最後にあみゅパで重いに強くなるけたぐりとした。
けたぐりに関しては舞った後で撃つ場面がとても多く、仮想敵の以外にもメジャーなや、マイナーなところではサイクルパのなどの高耐久ポケモンにも刺さっていた。竜舞読みで出てくる削れた読みで撃ったりもしていた。に命中不安のエッジを撃つ必要がないのも良かったと思う。
こいつも最初から最後まで変更なし。
選出率はと同じくらい。
as252,d4
崩し枠。刺さるときは刺さった。
の挑発と合わせてを倒すためにaぶっぱで剣舞ゴーストZ。物理型なので聖剣。呼ぶやのみがまもに聖剣と合わせて強くなるようにsに振ってボディパとなった。
と同じように壁下で運用するつもりだったので、耐久に振らずかと一緒に選出した。 のバトンパにものサポートの後にこいつを展開させて上から倒していた。壁無しで使おうと思ったのは入りと受けサイクルぐらいだったと思う。
後にきあいだま持ちのやを潰すためにhaの珠おいうち型に変更した。きあいだま持ち以外でもではなく、hbのと組む入りの構築はきつかったので、偶発対面で崩せるのはよかった。
選出率はと同じくらい。
cs252,h4
電気受け。キツイときはアホみたいな交換読みばかりやっていた気がする。
最初はヘド爆の部分がサイキネで、加速前のと対面したときにに負担をかけずに上から一撃で倒したり、や入りのサイクルに選出したりしていたが、瞑想に押し負けたので変更した。努力値、性格、持ち物は変更なし。
きあいだまはasを確定一発。h252振りの場合は乱数一発(50%)になる。あみゅ氏のには一度も当たらなかったが、同じ調整と明言されていたには一度だけ撃っていた。
私とあみゅ氏の初戦より前だった対戦にて→
耐久はチョッキでごまかしていたが、何度も受けだすサイクル戦はやらないように立ち回っていたつもりだったのでなんとかなっていた。火力が高いのでhbはめざ氷を2発受けられず、のような が通しにくい構築はこいつで崩した。
選出率は後述のと同程度でより低く、よりは高いくらい。
as252,h4
エースその2。選出したときの初戦は鬼のように強かったが、再戦ではとてつもなく弱かった。
などの使用者を椅子から転げ落とすためにasニトチャ岩Z。ボンバーは一致技で、種爆弾は当初地震だったが、に2舞されることや入りのサイクルに勝率が低かったこと、に致命傷を与える技が欲しかったので変更した。h252にも半分以上入り、は威嚇でa上昇を打ち消されてもasならば乱数二発(55%くらい)でもっていけるので、滝登りで怯まなければのリフレクターや、の砂と合わせていい勝負ができていた。
後にや低速に強くなる臆病hsみがまも残飯持ちのエアスラワンウェポンに変更した。
やどりぎもエアスラもよく外したが一方的な運勝ちも多く、酷いときは残hpが6割以上できのみも残っていたにやどりぎを入れた後、エアスラで4回怯ませて何もさせずに突破するような犯罪者だった。
選出率はと同じくらい。
【選出】
のサポートからかを通す。無理そう(hbっぽいがいる構築や、とが勝てないやつがそれぞれ複数いる構築など)なら他で頑張る。
選出の考え方は以上。
偽装QRパーティだったので、選出段階と1ターン目までの相手の選択時間でQRを確認しているかどうかを判断して立ち回った。再戦でも型を頻繁に変えていたので、QRを毎回調べていないと判断できたら新型で地獄を見せることもあった。
一例(人事を尽くすday91の動画に採用されていた対戦の次の対戦)
→
【重いポケモン】
・クチート
こいつを対策しようとすると他のあみゅパがきつい使用率上位に薄くなっていたので切っていた。にはが強く出られたのでそこそこ戦うことができ、最終的にやもなんとかなるときがあったものの、はどうしようもなかった。
・水Zレヒレ(構築による)
私が出さないと基本勝てないをcsなら上から、hcなら下から一撃で倒せる。しかも1舞エッジで耐久無振りのcsですら乱数なので、竜舞読みで出てきたときの砂のスリップ1回ではやや物足りない。また、毒ややどりぎを入れるポケモンが他にいる場合は相手のに勝てないを選出しなければならない。
そんな構築でが出てきそうなときは、基本と選出するが、相手のに対面で勝てない2匹を繰り出すときにを合わされるだけで一気にきつくなる。の技範囲で蹂躙できるときはいいが、受けや、を起点にできる奴(など)がいる場合は序盤から相手の思考を読む択勝負だった。
あみゅパもこれに相当し、あみゅ殺しなどと言われたパーティですが、こちらのにムンフォが無いからこっちもキツイ立ち回りをしてるのになと動画を見ながら思ってました。
鋼2匹の耐久が無いことに加え、は対面からだと壁を貼る前に倒されるので、この型のQRではまずを引かせてで壁を貼り、耐久無振りのかで相手をしていた。最終的に鋼2匹をh振りにしたのでマシにはなったが、交換読みではたきおとすを使われるときつかった。
数回しか当たらなかったが、地面タイプがいないうえに誰も一撃で倒せないのでボルチェンで好き放題に動かれた。きあいだまもあるのでで相手がしにくい電気タイプだった。
・バンギラス(けたぐり持ち)
一度拘ってないに舞ったをパクられたあと同速負けして3対1から逆転負けする寸前までいった。を対策したと言っても相手のを舞わせないことを意識したので、上から動かれるときはこのパーティでも辛かった。
・エアームド (受けルのやつ)
あみゅパを知っていればの選出はあみゅパの一匹で崩壊するので、は来ても基本は来ないと読んでいたが、レートがだいたい1600以下の人には上記の選出をよくされて負けていた。
レートではなくフリーに行くと思いの外多くてきつかったポケモン。陽気のワイボ/レンチ/地震/けたぐりで以外が上から弱点を突かれて致命傷だった。(レートにほとんどいなかったことに感謝)
【結果・感想】
初見殺し性能だけは高い構築になったと思う。本来のパーティは環境のポケモンを広く対策するが、この構築はあみゅパがキツイポケモンだけを狙い撃ちにした(一部を除く)ので、初戦はよく勝てた。
写真とかとってなかったし、最終最高レートはポケモンバトルデータベースにあるこんな感じってことで。
シーズン18はレートに潜り始めたのが12月で、最高レートになってたのが1月であり、それ以降は私の動き方がばれているのがきつかったと思う。
私が1月に1900にのったときは上に10人いるかいないかで、最高レートのときは上が4か5人といったほどだったので、この型の構築でレートを上げるなら他の人たちがレートを上げ始めた終盤から潜り始めるべきだった。
ただ、私は 2月の初旬以降実家に帰省中で、実家のwifiの接続が不安定なことで回線切れして負けたり(最終日やその前の数日は接続エラーでレートに潜ること自体なかった)、親に呼ばれて対戦を続けられずにすぐ降参したりしたので、私の場合結果はそう変わらなかったと思う。
【 最後に】
まずはシーズン18で対戦してくださった皆様ありがとうございました。
7世代楽しかったです。
また、私のように雑な調整しかできない人間でも1900を達成できた決定的な要因であるあみゅ氏には深く感謝申し上げます。パーティの技構成、勝ち筋の追い方、相手の選出、選択予測等々、すべて人事を尽くすシリーズの対戦動画を参考にし、動画に上がらなくとも、動画を見ているであろう対戦相手の行動を想定して戦っておりました。
人事を尽くすアグノム厨の動画投稿本当にお疲れ様でした。
……と、ここまでがいちプレイヤーとしての言葉であります。
ここからはいちあみゅキッズとしてあみゅ氏に申し上げたいことがございます。
実はそんなに人事尽くせてなかったよね。
私のQRを再戦だからといって調べずに、選出から即決して数ターンで終わるような対戦など、あみゅキッズとしては勝ったうれしさよりもがっかりした気持ちが大きかったものです。
day91の私のバンギラスの火力を見誤った事件も、事前にQRをレンタルしてフリーにでも行って使う際に実数値をメモすることだってできたはずです。
私との7戦でさえ複数回人事を尽くさなかった対戦があるほどですので、シーズン18すべてでは何試合人事を尽くさない対戦をやっていたのかを考えてほしいものであります。
結果について物申す気はまったくありませんが、過程をしっかり見つめ直して今後の活動に活かしてほしいと思います。
少しばかりきびしい言葉を並べましたが、これは実況者のafou氏がUltrabattleSMash!決勝戦の動画の後語りで、私のようなあみゅキッズに
「あみゅさんのこと監視してったほうがいい」
というように仰っていたことが原因です。